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物件の見学時に気をつけるべきこと

物件の見学

実際に見ると違う

これから新しい生活を始めようとしている人、またいよいよ一戸建てを購入しようとしている人は、まず、自分の暮らしの中で必要な条件をしっかりと決めておくことが必要です。
絶対に暮らしていく上で譲れない事、譲歩してもいいことなどを箇条書きにして、物件を探しに行き、いい物件があったら、必ず見学することをお勧めします。

ホームページには写真もあるし、間取りも詳しく書かれているし設備も全部わかるようになっている、だから見学など行かなくてもいいんじゃないか?と思う方も少なくないのですが、数字、写真でわからないこともあります。
実際に物件を見に行ってみたら、写真よりも古い印象で部屋の中もそれほど綺麗じゃなかったということもありますし、昼間は静かでも夜になると若い人たちが集まる居酒屋やコンビニが多いため、騒がしかったなどもあります。

また間取りが実際の物件と微妙に違うということもあります。
自分の目でしっかりと物件を見極めることも必要なのです。

室内チェック

これからしばらく、もしくはずっと暮らすことになる部屋です。
各部屋しっかりくまなく見学していくことをお勧めします。

部屋の広さ、天井の高さなど間取り図や写真とはイメージがずれることもあります。
もしも間取りなどが異なるようなら、不動産業者に話をして、「この物件の間取り図をください」と資料を求めてください。

冷蔵庫や家電を置く位置などもあらかじめ間取りを見て決めておき、メジャーで実際に計って、本当にそこに収まるかどうかも確認します。
使勝手などを見ることも必要ですが、案外見落としがちなのがコンセントです。

部屋にコンセントの受け口が一カ所しかないというようでは、生活に不便です。
出来る限り防災の意味もあり、タコ足配線は避けたいのでコンセントが少ないようなら、増設できるかどうかも確認します。

キッチンはシンクの高さが自分にあっているかどうか、設備に壊れているものがないかなども細かくチェックしてください。
キッチン、バスルーム、トイレについてはカビのにおいがないか、実際にカビの後がないか見ておきます。
カビのにおいがあるようなら、カビが付きやすいことを意味しています。

1階の物件は外から覗けるような状態は避けた方がいいです。
窓を開けられない生活はかなり厳しいものです。
ゴミ置き場が窓のすぐ横にあったという話も聞くので、物件を見に行ったらまず窓を開けて、周辺を見回してください。

共有、周辺のチェック

廊下の照明の球などがいくつかきれているような物件は管理が行き届いていない物件です。
マンションはエレベーターに乗ってみて監視カメラの位置、またその動作におかしいところがないかを確認してください。

防犯カメラの位置については、ロビー、廊下、非常階段、またできれば部屋の入り口付近を見渡せるところについているかどうかも確認します。
非常階段のドアはしっかりしているか、位置はどうか、さらにゴミ置き場が散らかっていないかどうかも確認します。

このほか、時間帯を変えて周辺を歩いてみてください。
昼間は賑やかでも夜になると照明も少なく防犯上問題のある物件ということもあります。