賃貸の物件を探すとき、部屋の広さや間取り、設備などに注目する人は多いと思います。
しかし、それだけではなく、周辺環境も重要なチェックポイントです。
周辺環境とは、駅からの距離やアクセス、商店街や施設の充実度、治安や騒音など、物件の外側にある要素のことです。
周辺環境が良ければ、生活しやすさや快適さが向上しますし、逆に悪ければ、ストレスや不便を感じることになります。
そこで、今回は内見で見るべき「周辺環境」のポイントをご紹介します。
昼夜、最寄り駅まで歩いてみよう
まずは、物件から最寄り駅まで歩いてみましょう。
その際、昼間だけではなく、夜も行ってみることをおすすめします。昼間と夜では、周辺環境の印象が変わることがあるからです。
昼間は人通りが多くて明るいけれど、夜は人気がなくて暗いという場合です。
また、昼間は静かだけれど、夜は飲食店やカラオケなどの音がうるさいという場合もあります。
歩いてみることで、駅からの距離や所要時間はもちろん、道路の幅や歩道の有無、街灯の数や明るさ、人通りや車通りの多さなどを確認できます。
これらは、通勤や通学の利便性や安全性に関わる要素です。
最寄り駅で確認したいことは
最寄り駅で確認したいことがあります。それは、駅の利用者数と乗り換えの便です。駅の利用者数は、その地域の人気度や混雑度を表す指標です。
利用者数が多い駅は、発展しているエリアである可能性が高く、商業施設や公共施設も充実しているでしょう。
しかし、反面、電車やバスも混みやすくなりますし、物件価格も高くなりがちです。
利用者数が少ない駅は、閑静な住宅街である可能性が高く、静かで落ち着いた生活ができるでしょう。
しかし、反面、商業施設や公共施設が少なくなりますし、交通機関も本数が少なくなりがちです。
自分のライフスタイルに合った駅を選ぶことが大切です。
乗り換えの便も重要です。自分がよく行く場所へのアクセスが良いかどうかをチェックしましょう。
乗り換え回数や時間が少なければ少ないほど便利ですし、逆に多ければ多いほど不便です。特に、冬や雨の日など、乗り換えが面倒に感じるときは注意が必要です。
駅前、商店街、道のりなどをチェック
さらに、駅前や商店街、物件までの道のりなどもチェックしましょう。
駅前や商店街は、生活に必要なものを買う場所です。スーパーやコンビニ、ドラッグストア、銀行、郵便局などがあると便利です。
飲食店やカフェ、レジャー施設などがあると楽しいです。
物件までの道のりは、毎日通う場所です。安全で快適な道を選びたいですね。歩道や信号機があるかどうか、坂や階段があるかどうか、工事現場やゴミ置き場があるかどうかなどを確認しましょう。
あると便利な施設とは
最後に、物件の近くにあると便利な施設を紹介します。
それは、病院やクリニック、公園や緑地です。
病院やクリニックは、万が一のときに頼りになる施設です。自分の健康状態に合った医療機関が近くにあると安心です。
公園や緑地は散歩や運動、レジャーやイベントなどを楽しめますし、心身のリフレッシュにも役立つでしょう。
学生であれば大学や駅から近い学生マンションがおすすめです。
参考：法政大学（市ケ谷キャンパス）の学生マンション賃貸情報｜学生マンションドットコム
以上が内見で見るべき「周辺環境」のポイントでした。周辺環境は物件選びの重要な要素ですので、ぜひ参考にしてください。