北日本最大の都市・札幌に住むということ
札幌は全国で第7位の人口を擁する、北日本最大の都市です。
北海道は沖縄と並ぶ日本で有数の人気観光地でもあり、中心地である札幌には年間を通じて多くの観光客が国内外から訪れます。
観光地札幌の魅力としては、まず豊富な観光名所と美味しい食べ物、移動がしやすい交通網といったことが挙げられます。
そこで住居地としての魅力ですが、これは住んでみてわかる部分が多くあるようです。
人口においては全国で第7位ですが、住みたい街ということでアンケートを取るとトップ3にランクインをしていることがほとんどです。
北海道や札幌を地元にしている有名人も多くが郷里のことを思い返しており、住むほどに馴染みが増す場所であると言えるかもしれません。
北海道に住む時に一番のネックとなるのが冬の寒さです。
関東地域では最低気温といってもせいぜい1~2℃がやっとというところですが、北海道になると例年-10℃くらいは当たり前で、寒い年では-20℃近くにまで達します。
寒さが苦手な人にとっては非常につらく感じられる環境のようですが、実は北海道ではそうしたとても普通では耐えられないような気温が当たり前になっていることから、建物の構造は非常に頑丈です。
北海道で長年生活をしてきた人が上京をしてみたところ、東京の家の方が隙間風が多かったり暖房のパワーが弱かったりとかえって寒かったというような意見が聞かれたりします。
また北海道は気温こそ非常に寒いですが積雪量はそれほど多くはないため、冬になると外に出歩くことができなくなるというようなこともありません。
家賃の安さと交通の利便性は大きい
札幌という都市の大きな魅力となっているのが交通の便の良さです。
北海道へは千歳空港という空路が主なアクセス方法となっていますが、東北・北海道新幹線という陸路で津軽海峡を超えることもできるのでかなり利便性は高いと言えます。
本州とのアクセスももちろん重要ですが、北海道は古くから独立した地域として生活帯が築かれてきたという歴史もあり、道内でほとんどの産業が完結しています。
今では珍しくなったような地域限定の食品やメーカー、お店というものが北海道内では当たり前に存在しており、中でも「セイコーマート」という北海道独自のコンビニの利便性は多くの人が認めるところとなっています。
札幌市内は全国主要都市同様に綿密な交通網が敷かれているので日常生活に困ることはありません。
都市部としての機能が十分に備わっているのに対し、家賃相場は他の地域と比較して破格と言ってもよい相場になっているので、仕事をしながら生活をしていく時にはかなり実質的に豊かな経済状況を維持していくことができるでしょう。